旬の素材をシンプルに楽しめるフレンチコースのポワソン

本格フレンチは魚も肉も両方楽しめる

一般的なフレンチのコースやカジュアルフレンチのお店や、フレンチのランチコースといった場合には前菜やサラダとスープにメイン、デザート、コーヒーといった流れで、メインは魚か肉料理のいずれかから選べるか、いくつか用意されている料理の中から1つを選ぶというスタイルが一般的です。
これに対して、本格的なフレンチコースではメインは魚料理も肉料理も両方楽しむことができ、魚料理のことをポワソンと呼んでいます。
宴会の場合は人数も多いので一人一人選ぶことは難しいですが、その季節の旬の魚介やその日のおすすめの魚介を使った料理を肉料理の前に楽しむことができるのです。

迷うことなく魚料理も楽しめる

カジュアルフレンチやランチのプチコースなどを頼む際、直ぐにお肉を選ばれる方もいれば、本日のラインナップを前に魚にするか肉にするか散々迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
シニアの方や体型などを気にされている方の中には魚をチョイスする方もいますが、多くの方はコースを食べるからには肉料理じゃないと損などとステーキなどをチョイスする方が少なくありません。
ですが、本格フレンチコースなら、そんな迷いをすることなく、その日のおすすすめや料理長おすすめの魚料理も肉料理も楽しめるのです。

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旬の素材を使ったシンプルテイストを堪能

肉料理にはステーキなどを中心に肉をグリルして、特製のソースをかけたものなどが供されますが、ポワソンはその時期の旬のお魚が使われるのが一般的です。
お肉の場合、ジビエなどを除けば、旬がないので、一年を通じて同じお肉料理を食べることもできますが、ポワソンは季節限定の素材を楽しめます。
白身魚やオマール海老、サーモンなどが主流で、イワシやサバ、かつおやマグロといった日本人好みの和食系の素材はあまり登場しません。
季節によって脂の乗った白身のスズキやヒラメ、サヨリやタイをはじめ、タラや鮭、見た目にもゴージャスなオマール海老やムール貝、ホタテなどの1つか数種をメインに、シンプルに味付けされたものが供されます。
塩、胡椒と白ワインであっさりと仕上げたものや、オーソドックスなバター焼きやムニエル、包み焼きのほか、シェフ特製のソースを芸術品のようにかけられて見た目にも美しく盛り付けられた魚料理を堪能できます。
魚専用のフォークやナイフは、肉料理のものより少し小ぶりですが、外側から順に使っていけば特に問題はありません。
ポワソンには一般的には白ワインを合わせ、パンと一緒に召し上がるのもOKです。